❶NIDTとは? -トークンについて

NIDTは、2023年に日本国内で4例目となるIEOが実施された暗号資産です。正式名称は「Nippon Idol Token」で、NIDTはそのティッカーシンボルとして使用されています。このトークンは、高い信頼性を誇るイーサリアム(Ethereum)のブロックチェーン上に発行されており、世界でもトップクラスの安定性を持っています。また、世界的に広く使用されているブロックチェーンを採用することで、世界中のユーザーをターゲットにすることも可能となっています。

正式名称: Nippon Idol Token
ティッカーシンボル: NIDT
規格: ERC-20
総発行数量: 10億枚
コントラクト: 0x8CA328bB08B0AB920E792E5c67b718De4330Fc9D

Tips:ティッカーシンボルとは?
銘柄を識別する為に使用される記号です。例を挙げると、BitcoinのティッカーシンボルはBTCに設定されています。暗号資産に限らず、従来の株式市場でも使用されています。

❷NIDTの目的は? -新しい構造の構築

ブロックチェーンやメタバースの技術を利用した、新しいアイドルグループを創造することを目的としています。そしてこの新しいアイドルグループの活動と暗号資産NIDTを結びつけ、現状の課題を解決した新しい仕組みを創り出します。

プロジェクトの全体構想についてはこちらをご確認ください
NIDTについて:プロジェクト編

❸トークンが果たす役割は? -アイドル運営の分権化を実現

NIDTはトークン発行によるIEO(Initial Exchange Offering)を通じて、実際の利用者から資金調達を行います。これにより、従来のアイドルグループのように大手芸能事務所や広告代理店が資金提供者になる必要がなくなります。実際のファンが直接資金提供者となることで、アイドルグループの運営においてより分権化が実現されます。

従来の仕組みでは、資金提供者の営業方針が強く反映されてしまい、ファンが望むアイドル活動が妨げられる場合がありました。しかし、NIDTによる資金調達によって、ファンがアイドルグループの成長や活動内容に直接関与し、彼らの意見や要望が反映されやすい環境が生まれます。

NIDTの保有者にはアイドルグループの運営に対して様々な権利が与えられます。例えば、メンバーの選出に関する投票を行うなど、ファンの意思決定がアイドルグループの方向性に大きく影響を与えることに繋がります。これにより、アイドルグループとファンのコミュニケーションが更に深化し、ファンがより主体的に活動に参加することができる環境を構築します。

NIDTを中心としたこの新しい仕組みによって、アイドル運営の分権化が実現され、ファンの望むアイドル活動がより自由に、透明性を持って展開されることが期待されます。

更にはこれらの権利だけでなく、NIDTはグッズやチケットの購入、メンバーへの投げ銭などにも活用される予定です。

Tips: IEO(Initial Exchange Offering)とは?
プロジェクトが取引所を通じてトークンを発行・販売する手法のことです。取引所がトークンセールのプロセスを管理し、ユーザーが取引所上でトークンを購入する形態となります。取引所が介在することで、プロジェクトの信頼性と流動性が担保されます。